小学校指定図書(画)4、5年生に選ばれる【世界で一番貧しい大統領のスピーチ】を子供が借りてきた!
先日TVで、元ウルグアイ大統領 ホセ・ムヒカ 氏。
TVで取り上げられる前から、気になっていて調べてみた。
◆簡単にまとめてみました↓↓↓
元ウルグアイ大統領 ホセ・ムヒカ 愛称 【ぺぺ】
1935年5月20日(現在80歳)
2010~2015年の2月末 ウルグアイ40代大統領
子供時代貧困家庭で、家畜の世話や花売りをして生計手伝う。
1960年代の極左都市ゲリラ組織 シパマロス に入り
ゲリラ活動を行う中、4度逮捕(2回脱獄)され
1972年から、軍事政権側人質として13年間収監されている。
☆軍事政権側人質の中に、上院議員エレウテリオ・フェルナンデス・ウイドブロ、シパマロス創設者ラ売る・センディックがいた。
出所後に、左派政治団体を結成し
1995年、下院議員選挙に初当選
2005年、ウルグアイ東方共和国初の左派政権タバレ・バスケス元大統領の下
農牧水産相として初入閣
2009年、ウルグアイ大統領選挙にて、国民党元大統領のルイス・アルベルト・ラカジュ候補に勝ち、第40代ウルグアイ大統領となる!
当時大統領報酬25万ウルグアイペソ(約115万円)の9割は、社会福祉基金に使っていたとのこと。
2012年6月10日~20日まで行われた、
リオ会議のスピーチがノーベル平和賞候補になる。
そのスピーチ↓↓↓
「国連持続可能な開発会議」におけるウルグアイ、ムヒカ大統領のスピーチ(日本語訳)
※小さな資料室さんからリンクさせてもらってます。
後は、検索すると色々出てきます。
そんな、ムヒカ氏の言葉が心に響きます。
若い人には恋する時間が必要。
子供が生まれれば、子供と過ごす時間が必要。
働いて出来ることは、請求書の金額を払うことだけ。
職場と家の往復するだけに時間を使っていると、
いつの間にか老人になってしまうよ。
上の言葉を説明しているような言葉↓↓
人は物を買うときは、お金で買っていないのです。そのお金をためるために人生の裂いた時間を買っているのですよ。
確かにお金を作るために、人生の時間を多く費やしている。
本来、家庭を持つ時に考えた理想は、お金を作るためだけだったのだろうか?
幸せを感じられないのは、
きっと、こんな政治家が増えてしまった世の中にあるんだよねって思う。↓↓
お金があまりに好きな人達は、政治の世界から出て行ってもらう必要があるのです。
彼らは政治の世界では危険です。
お金が大好きな人は、ビジネスや商売の為に身を捧げ、富を増やそうとするものです。
しかし政治とは、すべての人の幸福を求める闘いなのです。
うち子が、学校で借りてきたムヒカ氏の本
読み終えてから、小学生はどう感じるだろうか?
読む前から、どんな人?としきりに聞いてきたけど
本を借りて読むといいよとアドバイスしたが
やっぱ、断片的にムヒカ氏の事が書かれているのでは
話題性だけになってっしまいそう。
だから、課題図書ではあるけど
図画に推奨されているのかもしれないね。
ムヒカ氏も言ってた、この本では自身を貧しいと書かれているけど
僕は、貧しくないんだってことを…
人の言葉に共感するのは良いことだけど
その人がどんな人で、どんな人生を送り、どんな思想をもっているのか?
そこまで理解できる年齢にならなきゃ、
大人や親が子供達に思想を押しつけるようなことはしてはいけないと思う。
メディアの影響力は、視覚聴覚でダイレクトに入ってくる。
文章は、視覚を通して自分の思考で読む。
今の時代の選択肢は、自分自身にかかっているんだろうね。